毎日通帳を開く不安は、もう卒業。
経営者の精神を安定させる「資金繰り予定表」の魔法
天神や大名のカフェでPCを開く若手経営者の皆さま、こんにちは。Fukuoka Startax税理士事務所です。
もしあなたが今、そう感じているなら、それはあなたの経営センスの欠如ではありません。単に「資金の解像度」が低いだけです。今回は、通帳とにらめっこする時間をゼロにし、経営者の精神を劇的に安定させる「資金繰り予定表」の活用術をお伝えします。
結論から言えば、通帳の残高は「過去の結果」でしかないからです。経営者が本当に知りたいのは「未来」のはず。
これらは通帳を見ていても答えは出てきません。利益が出ているのにキャッシュがない「黒字倒産」の恐怖は、この「見えない支出」から生まれます。
ここで、多くの若手経営者が陥る「数字の罠」をシミュレーションしてみましょう。例えば、今月の決算書上の利益が100万円あったとします。一見順調ですが、手元の現金はどうなっているでしょうか?
「利益は100万あるのに、自由になるお金は10万しかない」。このギャップを把握していないことが、漠然とした不安の正体です。
資金繰り表と聞くと「難しそうな会計資料」と思うかもしれません。しかし、その本質は「未来の家計簿」です。
毎月の現金の流れを「過去から未来」まで一目で見える化したもの
入ってくるお金 ▶︎ 出ていくお金 ▶︎ 残る現金
当事務所が支援する福岡の成長企業でも、3ヶ月先までの現金の動きを可視化している経営者は、判断のスピードが圧倒的に違います。
シナリオA:「あと2ヶ月で現金が底をつく」と分かれば、今すぐ融資に動けます。
シナリオB:「半年先まで余裕がある」と分かれば、攻めの設備投資や広告投下に踏み切れます。
「分からない」という霧が晴れるだけで、経営者のストレスは8割削減されるといっても過言ではありません。
いきなり完璧な表を作る必要はありません。まずは以下の3つから始めてください。
| 項目 | 1月 | 2月 | 3月 |
|---|---|---|---|
| 売上入金 | 150万 | 160万 | 170万 |
| 家賃 | ▲30万 | ▲30万 | ▲30万 |
| 給与 | ▲60万 | ▲60万 | ▲60万 |
| 借入返済 | ▲20万 | ▲20万 | ▲20万 |
| その他 | ▲15万 | ▲15万 | ▲20万 |
| 月末残高 | 25万 | 35万 | 40万 |
福岡銀行や西日本シティ銀行など、地元の金融機関と良好な関係を築く上でも、資金繰り表は最強の武器になります。
「お金が足りなくなったから貸してください」と駆け込む
「3ヶ月後の成長投資のために、これだけの資金が必要です」と表を持ってくる
天神のスタートアップ熱に負けないスピード感を持つには、銀行を「説得」するのではなく、数字で「納得」させる準備が不可欠です。
不安な気持ちで通帳を眺める時間
↓
年間約60時間
その時間を、新しい事業のアイデアや、チームとの対話に使ってほしいと私たちは願っています。
これが、着実な成長と精神的な余裕を生む第一歩です。
公庫 創業融資・無料診断
5つの質問に答えるだけで、借入可能額の目安を判定します。
※本診断の結果は、融資の実行を保証するものではありません。
