【実録】創業1年目の決算・申告で「本当につまずいた」ポイントTOP3
こんにちは、福岡の創業専門Fukuoka Startax税理士事務所です。
創業1年目。本業に全力投球して、気づけば初めての「決算」が目の前……。これまで数多くの創業支援を行ってきましたが、実は皆さん同じところで立ち止まり、頭を抱えていらっしゃいます。
今回は、当事務所に寄せられる相談の中から、「創業者が実際につまずいたポイントTOP3」を実体験ベースでご紹介します。「自分だけじゃないんだ」と安心していただけると同時に、対策も見えてくるはずです。
第3位:法人カードと「個人カード」が混ざってパニック
「創業したばかりで法人カードが作れず、個人のカードで備品を買っていたら、どれが経費か分からなくなった……」
これは本当によくあるケースです。プライベートの買い物と、事業用のサーバー代や事務用品代がひとつの明細に混ざっている状態。これを決算直前に1年分仕分けるのは、プロでも骨が折れる作業です。
もし混ざってしまっていても、利用明細のPDFさえあれば大丈夫です。福岡の経営者の方には、まず「1枚の明細をマーカーで塗り分ける」ことから始めていただいています。まずは「事業用」を特定するだけで、作業の5割は終わったも同然です。
第2位:「売上のタイミング」を間違えて利益がズレる
「入金された時に売上をつければいいんですよね?」と聞かれることがありますが、税務上は「サービスを提供した時(あるいは納品した時)」に売上を計上するのがルールです。
例えば、3月末が決算の会社で、3月に仕事をして入金が5月だった場合。この売上は「3月分」として税金を払わなければなりません。これを知らずに「入金ベース」で計算していた社長が、決算直前に「思ったより税金が高い!」と驚かれるシーンを何度も見てきました。
先日も、システム開発の社長様がこの「発生主義」の壁に当たりました。未入金の売上が数百万円あり、納税資金の確保に焦りましたが、早期に把握できたため、役員報酬の調整や節税策を組み合わせて無事に乗り切ることができました。
第1位:「領収書さえあれば経費になる」という誤解
最も多いつまずきがこれです。「領収書は全部取ってあるから完璧!」と自信満々の社長でも、内容を伺うと「これは事業に関係ないですね……」というものが混ざっていることが多々あります。
特に注意が必要なのが「交際費」。誰と、何のために、どんな仕事の話をしたのか。これがないと、税務署から「ただのプライベートな食事」とみなされてしまいます。
当事務所では、領収書の裏に「相手の名前と目的」をメモしておくことを習慣化していただいています。この一手間が、税務調査の時にあなたを守る最強の武器になります。
まとめ:1年目の失敗は「宝物」です
初めての決算でつまずくのは、あなたが事業を全力で動かしてきた証拠です。大事なのは、そのつまずきをそのままにせず、プロと一緒に整理して2年目の成長につなげることです。
「自分の処理が合っているか不安」「カードの明細がぐちゃぐちゃで手が付けられない」……。そんな時は、一人で悩まずにFukuoka Startax税理士事務所へご相談ください。福岡の創業者の皆さんが、本業に集中できる環境を全力でサポートします。
